馬場 勉のコラム
『幸齢者の戯言』
岡山100年の大計 多目的アリーナの建設を!(私案)
昨今、とみにアマ・プロを問わずスポーツ施設建設の機運が高まっている。ファジアーノの一軍入りが拍車をかけるとともに、諸々のスポーツ界からの要望が多いことに加え、ファンを中心とした一般人の関心が高まってきた時代背景がある。
私の考えでは、岡山にはそれなりのスポーツ施設などはあるが、中途半端なものが主流を占めて、お客様が多いと器に収まりきれないのである。岡山市は中核都市であり、中四国の要に位置し、交通の便も良好である。かつ、観光資源に値する場所は、市内及び県内に多くあるが、多数の市民・県民には知られていない面が多い。
私は仕事柄、長年にわたって県内をまわっているが、未だ知らないところも多い。岡山に数年間赴任された人の方のほうが良く知っている場合もあり、教えられることも多い。
私は、岡山の将来を見据えて100年の先を考察すると、岡山の立地性を生かし、大局的見地から、スポーツのみを対象とするのではなくて、多目的に利用できる規模の大きなアリーナの建設をすべきと考え、以下のような私案を述べてみたい。
- 建設すべき場所
現在、市役所の審議会や岡山商工会議所が北長瀬にある市営住宅跡地を検討されているが、場所が中心部から離れており、足の便や施設の広さが1万人以上を収容するのは無理であり、規模が小さくて中途半端である。私は職業柄から、現地確認したが不向きであると考える。審査委員の偉い先生方は現地確認の必要性ありと考えます。
そこで、私が考える最適の場所は、現在の岡山市役所は新しいでっかい立派な岡山市役所が開設されたあかつきには、取り壊されるのであるから、現在の市役所の跡地及び市道を挿んだ東側にある大きな岡山市所有の駐車場がある。市道は付け替えをすれば問題はなく、両者が一体化すれば、5万人以上が収容できるアリーナができる。岡山駅から真直ぐの所にあり、目立つことこの上ないし、歩いても10分余りで市役所通りの賑やかな一等地を見ながら、また、買い物かつ食事をしたりして目的地のアリーナに到着することになる。
立地条件は、最高であることについては万人が認めるところであろう。
- 多目的アリーナの建築の要諦について
多様な催し物を兼ねたアリーナをつくることが、成功の必要かつ必須条件である。それを十分に具備できるアリーナができるといえる。
以下、色々な利用方法が考えられる。
①スポーツは、サッカー・野球・その他の大小様々なスポーツができるようにする。全天候型で区割りが可能であること。
②「見本市」をすることに利用できる。交通の便が良いから、何
の見本市でも可能である。
③スポンサーが広告その他の目的で注目してくれる。広告収入が入る。さらに、各種業者から賛同を得て寄付金を集めることができる。(期待は大である)
④人が移動すればお金が落ちる。買い物、見学、飲食、宿泊、市内及び県内の旅行等が期待できる。経済効果は計り知れない。
ホテル、土産物、食事場所、歓楽街など経済的に潤うこと間違いなし。
⑤岡山大学医学部などが中心になって、各科の学会を毎年、全国から集まって行っている。最低でも一万人以上の開業医(例えば眼科)などが集まるのだが、現在は、東京、大阪、九州など限られたところにしか、収容できる施設がなく困っているとのことだから、会場として利用できるようにスクリーンなどの設置をすれば、会場の選択の余地が広がって、利用してくれるはずである。
⑥地下には3階以上の駐車場を作れば、車を利用される人には対応できる。飛行場からも1時間以内で来場できる。新幹線利用で歩く人が中心になるよう考えれば街づくりには良い影響を与える。街づくりの観点からは、魅力的である。
⑦特に大切なことだが、現時点では非常時の避難場所や備品の置場等が十分に整備されていない状況下にある。倉庫を兼ねた場所の確保場所が市の中心部にできることになる。
すなわち、階段状の建物になるから、空きスペースに非常時の備品や食料品などを備蓄することができる。
⑧非常時及びアリーナを利用するお客さん向けのトイレを大量に作っていざというときに困らないようにすることが重要である。災害時の時の備えとしては大切な事である。
⑨市役所を取り壊した跡地に公園を考えているようだが、岡山市内には各所に公園や西川緑道公園等があるが利用している人は少ない。公園が必要であれば、代替地はある。例えば、杜の街の公園にはほとんど利用している人はいないのが現実であるから、休憩所を兼ねた公園は、アリーナの隅などの空地に木や花を植栽しベンチなどを設置するのがよい。公園については、さほど心配することはない。法的に公園が必要であれば、現在考慮中の市営住宅地の跡地を公園にしたらよいのではないか。
⑩ライブやコンサートを大々的に行う若い男女が遠くから、5万人以上集まっているのが、他の施設での実体であるから、大規模なライブ会場として運用する。また、木下サーカスなどの催し物にも活用できる。
⑪広告料(看板等)の高額な収入が期待できる。
各種の会合や試験会場に利用することも可能である。大規模な会場探しに困っているのが、主催者の現実であるから、多目的アリーナにすれば、会場としての回転率はよくなる。
⑫単にサッカー場のみの利用であれば、年間の使用回数は限られ赤字経営になる。多目的使用を前提にすれば、利用効率は高くなり、お客様が落としてくれるお金も多くなる。アリーナ内での物販等も可能で収益増に貢献する。
以上